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【サンプルプロジェクト】
「オーバードライブ的なシステムを作りたい、でもそれをパーティ全体で共有したい…」
そういう人にオススメな、『FF13風の「TP」』を導入するスクリプトです。
●本スクリプトは、「コア機能スクリプト」が必須です。コア機能スクリプトより下に導入してください。
●パーティに新しいパラメータ「TP」を定義します。これを消費して発動するスキルも作成できます。このTPは、攻撃する、ダメージを受ける、敵を倒す…などの方法で回復する事ができます。
●この「TP」を回復するスキル・アイテムも作成できます。要バランス調整。
●TPの自然回復量は、装備品やステート、スキルで増減させる事もできます。
●TPは、1000ポイントでゲージ1本分です。TPを消費するスキルは、ゲージ単位でTPを消費して発動できます。
★詳細については、サンプルプロジェクトのreadmeをお読みください。
\tp_gain_up[n] (nは正負の整数)
1:【スキル、装備、ステート】のメモ欄に記入して使用します。
そのキャラクターの「TP回復率」を+ n %します。
2:【エネミー】のメモ欄に記入して使用します。
そのエネミーの「TP回復率」を n % に設定します。
\tp_base_up[a,n] (aは0〜8の自然数、nは正負の整数)
1:【スキル、装備、ステート、エネミー】のメモ欄に記入して使用します。
以下の表に対応する行動を行った時、回復するTPの基本値(TP増加基礎値)をnポイント増加します。
表のどの行動に対応するかを、aで指定します。
aの値 | 対応する行動 | aの値 | 対応する行動 |
0 | 自分の攻撃で、対象にダメージを与えた | 1 | 攻撃によって、自分がダメージを受けた |
2 | 自分の攻撃で、エネミーを戦闘不能にした | 3 | エネミーの攻撃で、自分が戦闘不能になった |
4 | 何らかの行動で、対象のHPが回復した | 5 | 自分の行動で、対象にステート変化を与えた |
6 | 戦闘不能でない状態で、戦闘に勝利した | 7 | 戦闘不能でない状態で、戦闘から逃走した |
8 | 戦闘不能でない状態で、ターンが経過した |
\tp_recover[n] (nは正負の整数)
1:【スキル、アイテム】のメモ欄に記入して使用します。
このタグを設定したアイテム等を使用すると、TPが n ポイント回復します。
この回復量は、現在のTPゲージ本数に影響を受けません。
\tp_skill[n] (nは自然数)
1:【スキル、アイテム】のメモ欄に記入して使用します。
このタグを設定したスキルは、使用のためにTPゲージをn本消費する、「TPスキル」として扱われます。
また、TPスキルを使用した行動では、TPが回復しません。
\tp_plus[n] (nは正負の整数)
1:【装備、ステート】のメモ欄に記入して使用します。
TPの最大値をnポイント増加します。
イベントコマンド:スクリプトの最大値増加でも同じ事ですが、実際のTPゲージは1000ポイント単位で管理されているため、百の位から切り捨てられて扱われます。
そのため、最大値が5001〜5999の間は、「TPゲージ5本分=最大値5000」と同じ扱いを受けます。
\tp_anime (nは正負の整数)
1:【スキル、アイテム】のメモ欄に記入して使用します。
\tp_recover[n]が設定されているスキル/アイテムで、かつ有効範囲が「なし」の場合、本来そのスキル等に設定されている戦闘アニメを再生します。
$game_party.tp += n (nは正負の整数)
1:【イベントコマンド:スクリプト】で使用します。
TPが n ポイント回復します。
この回復量は、現在のTPゲージ本数に影響を受けません。
$game_party.tp_max += n (nは正負の整数)
1:【イベントコマンド:スクリプト】で使用します。
TPの最大値が n ポイント増加します。
TPの最大値については上の\tp_plus[n]も参照してください。
$game_party.tmax?
1:【イベントコマンド:スクリプト】で使用します。
TPが最大値のとき、trueを返します。
条件分岐で使用してください。
併用で競合が起きうるスクリプト
●もうなんか色々これらのスクリプトと併用する場合は、
◆各スクリプトを見比べて、うまく切り貼りして移植する
などの方法で競合によるバグを回避する事ができるかもしれません。
1. TP回復量を決定するための計算式を大幅に変更。
2. 1に伴い、「エネミーがエネミーを対象に行動した場合」にエラー落ちする現象を修正。
3. TP増加基礎値の仕様変更。各種行動について、個別に増加基礎値を装備等で増強可能に。
4. エネミーにもTP回復率を設定。「このエネミーが絡むとTPが回復しやすい/しづらい」設定が可能。